掃除のこと
忙しいをずっと言い訳にしてきたんだけど、思い立って産後1ヶ月半頃から、曜日ごとに家の中の決まった場所を掃除することを始めた。
毎朝のルーティンに加えて月曜は玄関、火曜は台所、水曜は洗面所とトイレとか。時間はささっと数分〜10分くらい。出来ない時は無理しない。
最初のうちはすぐ雑巾が汚れたけど2〜3週目になるとそんなに埃溜まってないから目につくところは割と綺麗。
で、もうちょい拭けるぞと思って探すとあるのね、汚れてるところが。コンセントソケットの上とか、トイレの巾木にうっすら生えたカビとか。そこをキュッキュと磨く。そしてまた翌週。見るとやっぱりだいたい綺麗。ささーっと拭いて終わるから今度は別のところに目を向ける。すると新たに拭くところが見つかってまたそこをちょちょんと拭いて綺麗にする。毎日住んでる家なのに、あるんだなぁ、そこに在ることに気づいてない場所が。
そんな体験をここ最近積み重ねてたら、これってアーサナの練習と一緒だなーと思った。
体の中を掃除する時は呼吸を使う。体の隅々まで呼吸を通したいんだけど、最初は呼吸を取り扱うこと自体が難しく感じるし体の中を粗くしか感じ取れない。でも練習を続けていくと呼吸の扱いに慣れてきて、体の中の細かいところに目がいくようになってくる。腰椎のこの場所とか、足先とか、骨盤の中のここ!とか、臓器とか、いやもっと奥のエネルギーの流れとか。意識を向けたことなかったところを見つけて、そこに風を通すように呼吸を通していく。するとそこがお掃除されたようにクリアになって、呼吸はエネルギーでもあるから、エネルギーが満ちてぴかぴか光り出す。その作業がお掃除と一緒。続けることで体への解像度を上げていく。そこで使ってるのは視力、聴力、触覚といった感覚器官だと思っていて、もともと持ってるそれらの力を外ではなく、内的に使っていく練習をしてる。その繰り返しが呼吸を深化させるし、自分の内側を精妙に把握して観察する力をつけてくれる。するとより綺麗にお掃除できる。
という理屈なんだけどね。家の掃除にはその作業を完全に怠っていた。カーテンレールの上とか、靴箱の汚れとか。解像度上げてみたら汚れ溜まってるところだらけで、これまでも掃除してるつもりだったけど全然だった(笑)
アーサナの練習をした日は体も心もクリアで軽くてパフォーマンスが上がるし心地よい。体は魂の乗り物だから、ぴかぴかにお掃除すると魂が喜ぶ。同じように家の細かなところが綺麗だと、そこに住む私や家族もご機嫌でいられる。
今更そんなことに気づいてプチ掃除が楽しい今日この頃です。
さて、22日からレッスン再開。
2月22日 残2名
2月25日 残3名
まだ入れます。
22日は、ヒマラヤンクリヤと呼ばれるプラナヤマ(呼吸法)と、アーサナの練習で全身を浄化と活性化をしていく。まさに身体のお掃除。自分の内側をピカピカに磨く作業をしていくクラス。アクロバティックなことはせず、基本のポーズを中心にじっくりと味わいながら進めていくので久しぶりの方も初めての方も大歓迎です。
25日は体をほぐすワークでいったん体をリセットして整えてから、ゆっくりポーズを練習していくリラックスヨガ。
暦的にも自然界のムードも本格始動は3月からだけど、五感が捉える春の気配にうずうずしてくる頃。
3月20日の春分とともにスタートダッシュをきれるよう、そろそろウォームアップしていきたいね。そんな気分。
直感とタイミングで、思い立ったらいつでも参加してくださいね。
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